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ゼロクライアント+仮想化環境

Maya,3ds MaxやBlenderから、Premiere, AfterEffects, DaVinci Resolveなどに利用可能な仮想デスクトップ環境(VDI)

ゼロクライアント+仮想化環境 概要

[su_youtube_advanced url=”https://youtu.be/AxTNJkvS5ro” width=”500″ height=”360″ title=”ゼロクライアント+仮想化環境 概要説明”]

こんな課題を抱えていませんか?

  • 社内端末のセキュリティを強化したい。端末1台1台にウイルスチェックしても不安が残る。
  • IT管理者の負担を軽減したい。マシンを1台1台管理するのは大変、まとめて管理をしたい。
  • 社外から、社内システムを安全に利用したい。コロナかのご時世、社内システムにリモートでアクセスしたり、管理を行いたい。
  • 仮想化デスクトップ(VDI)に興味があるが、構築 に関する知見がなく不安。具体的な仮想システムの構築はどうしたらいいのか?よくわからない?
  • CG制作やビデオコンテンツ制作環境に、仮想化環境を取り入れたいが、そんなハイスペックな仮想化環境は構築できるのか?

上記を解決するために「ゼロクライアント+仮想化環境」を提案します。

ゼロクライアントとは?

ゼロクライアントは、ネットワーク経由で、仮想デスクトップにアクセスする端末です。下記のような特徴があります。

端末にOSを持たない セキュリティ性が高い
PCoIPプロトコル使用 描画が高速
端末構造がシンプル 安価で故障しにくい

端末にOSが存在しない

専用のチップセットを使用するため、端末にOSはインストールされていません。このため、サイバー攻撃などを受けず、 セキュリティ性が高い端末として知られています。

専用のプロトコル(PCoIP)を使用している

PCoIP最大の特徴は、仮想デスクトップのディスプレイ出力を圧縮し、IP化して転送できる点にあります。3次元グラフィックス等のレンダリングもサポートしており、テキスト/写真/動画といった出力パターンを認識して圧縮方法を自動的に選択します。そのため高速な描画が可能となっています。

端末内に、ハードディスクなどのローカルストレージを持っていない

OSを必要としないため、ハードディスクは無く、端末の仕組みが非常にシンプルです。このため、安価で、障害が発生しにくいハードウェア構成と言えます。また、障害が発生したさいにも、端末を交換するだけで直ぐに復旧することが可能です。複雑な設定やアプリケーションのインストールなどは必要ありません。

このように、ゼロクライアントとは、仮想デスクトップの画面を表示することに特化した、このような端末の事を言います。

ゼロクライアントのデメリット

固有の画像転送プロトコルが組み込まれているため、柔軟性に欠け、ベンターロックインにつながる恐れがあります。他の通信プロトコルや、画像プロトコルの利用は出来ません。そして、ストレージを持たないという利点が欠点となる場合があります。外部からリムーバブルストレージを接続できないため、こうした利用ができない事が制約となり、デメリットとなる場合があります。

仮想化環境とは?

仮想化環境とは、パソコンやサーバなど物理的な1つのハードウェアのなかで仮想的に構築した環境のことです。CPUやメモリなどは、実装された物理的な数しかありませんが、これらを論理的に割り当てて、環境を分離したり、統合したりする技術のことを仮想化と呼びます。一般的に、仮想マシンの種類はホスト型、ハイパーバイザー型、コンテナ型の3種類に分けられます。それぞれ、メリット、デメリットがありますが、必要要件によって使い分けます。

本製品は、ハイパーバイザー型になります。ハイパーバイザー型は、一つのハードウェアに「ハイパーバイザー」と呼ばれる仮想化ソフトウェアを直接インストールし、仮想化環境を構築します。ホストOSを起動しなくてよいので、ホストOS型と比べると早く起動する事が出来ます。また、ホストOSがないため、システムリソースのほとんどを仮想化環境にあてることができ、リソースを有効活用できます。

仮想化環境のメリット

コスト削減

物理システムの導入台数を減らすことで投資コストの削減、ハード保守費やサポート費などのランニングコストを削減する事が出来ます。そして、設置場所や電源容量が減るので、コロケーションコスト、いわゆるハウジングコストを削減する事が出来ます。

省エネ・省スペース

システム台数が減るだけで、省スペース化と大幅な省電力化を実現し、さらにマシンルームの拡張や、冷却装置の増設が不要となります。

運用効率向上

システムの追加/削除/バックアップ作業が、GUIから簡単に行えます。テスト環境の構築が容易で、動作検証が行えます。例えば、新しいプラグインの動作検証や、新しいOS上でのアプリの動作確認などが行えます。検証のための物理マシンを用意する必要がなくなります。また、異なるOSの運用も、1つの管理コンソールから管理が可能です。そして、全てのゲストOSのリモート管理が可能です。電源のオン・オフや、強制リセット、強制シャットダウンが可能になります。今まで、マシンがハングアップした際は、マシンのそばまで行って電源ボタンを長押しを行っていたと思いますが、仮想化環境では、リモートからマシンを強制シャットダウンすることが可能となります。

リソースの有効活用

システム性能をフル活用することで、余ったリソースを無くします。例えば、3台それぞれのPCで、CPUを20%ずつしか使用していなかった場合、仮想化することで、トータル60%使用することにより、リソースを有効利用する事が出来ます。新たなシステム構築も、余ったリソースやリソースの組み換えで構築可能です。

また、古いOSでしか動作しない、既存ソフト資産を仮想サーバーに移行して延命する事が可能です。既存のシステムが古くなり、HW保守更新が出来なくなった場合、古いOSごと、仮想ザーバーへ移行することも可能です。これにより、システムが新しくなるので、性能向上も見込めます。それから、アプリケーションの、各バージョンごとのOSを用意することも可能になります。

コスト削減 ハードウェアの保守費・サポート費や、コロケーションコストを削減
省エネ・省スペース サーバー台数削減で消費電力を抑え、設置場所の節約も可能
運用効率向上 異なるOSに対応できるため、運用を簡単に管理可能
リソースの有効活用 余剰リソースの有効活用で、無駄をなくすことが可能。

仮想化のデメリット

高速なI/Oを必要とするシステムでは、物理サーバーの方がパフォーマンスに優れている

物理マシンの方がパフォーマンスに優れていますが、それを補うような方法もあります。

物理ハードウェア障害での影響範囲が大きくなる可能性がある

仮想化では、リソースをシステム間で共有するため、障害が発生すると、物理パーツ交換時などに、全てのシステムを停止する必要があります。

ゲストOSとして、OSXやMacOSを利用できない

これは、Appleとのライセンス契約に基づくもので、HWがMac製品で、Mac OS上で動作する仮想化環境上でOSXやMacOSを利用することは可能ですが、HWがMac製品以外の場合、そのゲストOSとしてOSXやMacOSを利用することは、ライセンス違反となるため利用することができません。

映像やコンテンツ制作に特化した仮想デスクトップ環境

エヌジーシーが提案するゼロクライアント+仮想化環境では、映像やコンテンツ制作に特化した仮想デスクトップ環境を提案します。DirectPath I/Oを用いることで、PCIeカードと仮想OSを1対1で関連付けます。これによりデスクトップPCと全く同じパフォーマンスでGPUを利用することができるようになります。また、1つの仮想OSから複数のGPUも利用可能です。

デモ環境について

本製品はデモが可能です。ご希望の方は下記お問い合わせボタンよりお申込みください。

詳細・お問い合わせ

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