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飲食店でデジタルサイネージを活用するにはどうすればいい?活用事例紹介

飲食店では1人でも多くの新規顧客を獲得するために、デジタルサイネージを設置している店舗が増加しています。

この記事では、デジタルサイネージを飲食店で活用する方法と、デジタルサイネージ活用事例を紹介しますので、これから導入を考えている方はぜひ参考にしてください。

■飲食店にデジタルサイネージを活用するメリット

まずは飲食店でデジタルサイネージを活用するメリットを7つ解説します。

 ・競合店と差をつける

デジタルサイネージは、動きのある映像で店舗の雰囲気やメニューをアピールできます。

競合の飲食店が多い地域でも、外からわかるようにデジタルサイネージを設置することで、店内の様子やメニューなどを通行人に伝えられるため、集客効果が期待できます。

従来の紙媒体の広告と比べ、デジタルサイネージは明るく、夜間でも視認性が衰えません。そのため、自店舗を目立たせることができる点がメリットです。

・料理やメニュー紹介にも適している

飲食店でデジタルサイネージを活用することで、写真だけでは伝えきれなかった料理の魅力を映像でもわかりやすく伝えることができ、顧客に印象を残すことができます。

また、メニュー変更や期間限定メニューの紹介が必要な場合も、パソコンやスマートフォンを使って手間なく差し替えができるので便利です。

・表示内容を簡単に変更することができる

飲食店では時間帯によって異なるメニューを提供しているところが多く、メニューの差し替えに負担がかかります。しかし、デジタルサイネージでは、オンライン操作で時間帯に合わせたコンテンツの表示を一括で変更することが可能です。

デジタルサイネージを導入することで、表示変更がデータの更新のみになり、今まで手動で行なっていた差し替え作業の手間が省けます。

・掲示物に関するコスト削減に役立つ

デジタルサイネージは、オンライン接続すれば一括でメニューの差し替えやイベント情報発信を行えます。遠隔操作にも対応しているので、チェーン展開している店舗や複数店舗を経営している場合でも、すべてのデジタルサイネージで表示内容を更新でき、掲示物関連のコスト削減に役立つでしょう。

・待ち時間などを知らせることができる

デジタルサイネージなら、随時コンテンツ内容を変更してリアルタイムの情報が反映できます。店舗内の情報は外側からはわかりづらく、すぐに利用できるのかがわかりませんが、通行人の目に留まりやすい場所にデジタルサイネージを設置することで、店舗の外側にいながら最新の空席情報や待ち時間を伝えられます。空席が多い時間帯も、利用状況を共有することで来店のきっかけ作りになるでしょう。

・ブランディングや空間演出にも役立つ

デジタルサイネージは、コンセプトやイメージの映像等を流すことで、ブランディングや空間演出に役立ちます。

季節やイベントに合わせた映像を流すことで、特別感を演出することができ、印象を強く残すことで、顧客満足度に貢献できるでしょう。店舗やブランドの確立だけでなく、コンセプトに合った映像を用いることで、料理の提供時間を退屈させないようにすることもできます。

・夜間でも目立つ

デジタルサイネージは明るく光るため、ポスターなど紙媒体の掲示物とは違い、夜間や暗い場所でも目立ちます。

また、動きがあることで店名等の看板や静止画に比べて目に留まりやすく、通行人の興味を引くことができるのもデジタルサイネージのメリットです。より効果的に宣伝効果を得るためには、通行人の目に留まりやすい位置や角度などを考えて設置するようにしましょう。

■デジタルサイネージを飲食店に導入する際のポイント

・コストについて

デジタルサイネージを飲食店に導入するには、初期費用としてデジタルサイネージのディスプレイ費用に加え、設置費用が必要です。

また、デジタルサイネージはポスターなどの紙媒体とは違い、電力を使用するため電気料金や、定期的な点検なども必要になり、保守費用も欠かせません。導入以外の費用も場合によっては大きく、最初にどれくらいの支出があるのかを調べることが大切です。デジタルサイネージで高い宣伝効果を求めるのであれば、デジタルサイネージによる宣伝効果とランニングコストを比較し、予算と採算がとれるのかを考えましょう。

・故障のリスクについて

デジタルサイネージは電子機器なので、衝撃や風雨、直射日光などが原因で故障する場合があります。故障のリスクを下げるには、使用する環境や目的に合った適切なディスプレイを選定することが重要です。デジタルサイネージにはさまざまな種類があるだけでなく、屋外に使用できるタイプには防水・防塵加工を施すこともできます。

故障後の修理方法や対応もデジタルサイネージの種類によって異なるので、費用と併せて確認しておきましょう。

・コンテンツの更新頻度を考える

デジタルサイネージに流すコンテンツは、自社制作であれば費用はかかりませんが、外注依頼する場合は都度費用が発生します。

メニューやキャンペーンなどの更新頻度から、年間にかかるコンテンツ制作費を把握することで、予算が組みやすくなります。

デジタルサイネージのコンテンツ制作費用は、スライドショー形式の場合は2~3万円が相場ですが、動画の場合は10万円以上が相場です。ただし、依頼する業者や製作したいコンテンツによって制作費は変動するので、見積もりを依頼するとよいでしょう。

・どんな情報をコンテンツにするか

飲食店のデジタルサイネージで流すコンテンツはメニューやキャンペーン情報が多いものの、他にもさまざまな情報の需要があります。提供しているメニューが誕生するまでの経緯や開業までの歴史は、顧客に店舗やブランドに対する興味を持ってもらうきっかけになるかもしれません。

また、調理方法や食材の産地など、料理に関するこだわりを発信することで、食に対する安心や味への期待感を高める効果も期待できます。

■飲食店のデジタルサイネージ活用事例

実際にデジタルサイネージを活用した事例を4つご紹介します。

・メニュー表として

情報を随時更新できるデジタルサイネージは、ランチタイムやディナータイムのように時間帯によって変更するメニューだけでなく、季節のおすすめや新メニューの広告としても活用されています。

焼肉店やステーキ店なら、デジタルサイネージを店頭に設置し、音声とともに肉が焼ける様子を流すことで、店舗前の通行人の食欲を刺激する効果が期待できるでしょう。動画や音声を効果的に組み合わせることで、来店のきっかけになります。

・2階や地下など路面から発見しづらい店舗の案内として

ビルの2階以上や地下にある路面店の場合、通行人に気付いてもらいづらいことが問題です。しかし、通行人の目に入りやすい場所にデジタルサイネージを設置することで、見つけてもらえるようになります。

立地が人の目に届きにくい場所であっても、デジタルサイネージで料理やメニューなどを流せば、通行人の興味を引くことができるでしょう。

・キャンペーンやイベント情報の発信

居酒屋などでタイムサービスを設けている場合や短時間だけの宣伝がしたい場合にも、デジタルサイネージによる情報発信が便利です。オンライン更新や自動切り替えを使うことで、手間なくサービス情報を流せます。

また、情報更新の手間が少ないため、ハロウィンやクリスマス、バレンタインなど季節ごとのイベントへの対応も期待できます。

・フードコートでの呼び出しに

フードコート内では商業施設の管理下にあり、さまざまな掲示物に関する規制がされています。そのため、店舗情報を発信する場所が少なくなりがちなことが問題です。しかし、デジタルサイネージは複数の情報発信が可能なので、少ないスペースを有効活用できます。

店舗情報以外にも、呼び出し番号を表示することで、顧客が目視で確認できるようになるメリットもあります。

・セルフオーオーダーの端末として

デジタルサイネージには、タッチパネルを搭載した種類もあります。昨今ではセルフオーダーを導入している店舗も増加しました。メニューのカテゴリー分けや組み合わせなど、細かな設定ができる利便性の高さが特徴です。

また、店舗側にとってもホールスタッフの人件費を削減できるメリットがあります。

■飲食店でデジタルサイネージを活用する際の注意点

飲食店での需要が高いデジタルサイネージですが、注意点が2つあります。

・情報を詰め込みすぎない

デジタルサイネージは従来の紙媒体の広告と比べて、映像や音声でより多くの情報発信ができることがメリットです。しかし、たくさんの情報を詰め込みすぎてしまうと、本当に伝えたい内容がわかりづらくなってしまいます。

基本的には1つの動画に対して1つの情報を意識することで、わかりやすいコンテンツ作りができるでしょう。多くの情報を紹介したい場合は、複数のコンテンツに分けることも検討してみてください。

・コンテンツは目に留まるものを意識する

デジタルサイネージを活用して新規の顧客を獲得したい場合、目に留まりやすいコンテンツの制作を意識しましょう。遠くからでもわかりやすいよう、写真や文字の大きさを調整するだけでも効果があります。通行人は長々と動画を見るわけではないので、短時間でインパクトがある動画を流すことが大切です。興味をそそられるような情報を軸にコンテンツを作るよう意識してください。

■まとめ

デジタルサイネージを飲食店に導入することで、より多くの魅力を動画や音声を使って伝えられます。また、使い方次第で店舗の利便性を向上する効果や、ブランディング効果も期待できるため、デジタルサイネージの導入はおすすめです。

株式会社エヌジーシーでは、豊富なデジタルサイネージの導入実績から、店舗に最適なご提案が可能です。飲食店のデジタルサイネージ導入はぜひ株式会社エヌジーシーにお任せください。

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