ServerNest 利用規約

Ver1.01
株式会社エヌジーシー

本利用規約は、株式会社エヌジーシー（以下、「当社」といいます）が、リモートサービスとしてサーバ環境を提供する”ServerNEST”（以下、「本サービス」といいます）について定めたものです（以下、「本規約」といいます）。お客様は、本規約を遵守することを条件に本サービスをご利用いただけます。

第1条.定義

本規約における用語の定義は以下のとおりとします。「お客様」とは、本規約に同意の上、当社によって本サービスの利用を許諾された法人をいいます。

1. 「お客様データ」とは、お客様の会社に関する情報（住所、電話番号、メールアドレス等）データをいいます。
2. 「利用ユーザ」とは、お客様の管理のもと、本サービスを利用するユーザをいいます。
3. 「提携先」とは、本サービスの提供・保守・運用に必要なソフトウェアベンダー、運用・保守ベンダー等の当社の提携先をいいます。
4. 「保存データ」とは、お客様及び利用ユーザが本サービスに保存した全てのデータ及び設定情報をいいます。
5. 「端末設備」とは、本サービスの利用に必要となる各種サーバ、PCなどの端末装置、その他通信設備及び通信網であり、お客様並びに利用ユーザが設置又は第三者と契約するものをいいます。

第2条.本サービスの利用申込

1. 本サービスの利用に際しては、本サービスの利用申込者が、本規約の内容を承諾の上、当社所定の利用申込書（以下、「利用申込書」といいます）又は、お客様所定の注文書を当社又は代理店を通じて当社に提出するものとし、当社は所定の手続きを経て、利用申込者をお客様として本サービスを提供します。
2. 当社は、前各項その他本規約の規定にかかわらず、本サービスの利用申込者が次の各号のいずれかに該当する場合には、本サービスの提供をお断りすることがあります。
   1. 本サービスに関する金銭債務の不履行、その他本規約等に違反したことを理由として本サービスの利用を解除されたことがあるとき
   2. 利用申込書又は利用変更申込書に虚偽の記載、誤記があったとき又は記入もれがあったとき
   3. 金銭債務その他本規約に基づく債務の履行を怠るおそれがあるとき
   4. その他当社が不適当と判断したとき

第3条.本サービスの利用料金及び支払

1. 利用料金
   本サービスの利用料金は、別紙１のServerNEST価格表に記載のとおりとします。
2. 請求及び支払い
   本サービスは、お客様による本サービスの利用開始前に前項の利用料金及び消費税相当額を、当社よりお客様に請求するものとします。利用申込書又は売買契約時に別段の定めがない限り、当該請求金額を本サービス利用開始前までに当社又は代理店の指定する銀行口座に振込にて一括して支払うものとします。
3. 支払遅延
   お客様の支払いに遅延があるときは、当社又は代理店は、お客様に対し、遅延日数に応じ年12％の割合で計算した遅延利息の支払いを請求することができるものとします。
4. 本サービスの停止
   当社は、請求日から30日が経過するまでにお客様からの支払いがない場合、本サービスの提供を停止し、本規約を解約することができるものとします。

第4条.本サービスの利用期間について

1. 本サービスの利用期間は当社がお客様に本サービスの提供を開始した日から起算して1週間、1カ月、3カ月、6カ月、1年の中からお客様が選択するものとします。お客様は、前項の利用期間内に本サービスの利用の解約を行う場合は、既に当社に支払った残余期間分に相当する利用料金及びその消費税相当額は、いかなる場合も返還いたしません。第3条2項の別段の定めにより月次支払いとしている場合は、解約日以降利用期間満了日までの残余期間に対応する利用金及びその消費税相当額を一括して当社に支払うものとします

第5条.当社の義務・責任

1. 本サービスの提供
   当社は、相当の注意及び技能を持って本サービスを運用するよう努めること、並びに当社が認識した一切の瑕疵を速やかに是正するように提携先に働きかけ、必要な措置を講ずるための努力を尽くすことについて約束します。当社は、本サービス又は本規約における当社の義務の履行について、前述以外のいかなる約束又は保証も行ないません。
2. テクニカルサポート
   当社は、本規約及び別紙１のテクニカルサポートに規定された範囲内で、お客様の使用又は運用に関する質問に対する回答、障害対応を行います。

第6条.プライバシーとセキュリティ

1. プライバシーポリシー
   当社のプライバシーポリシーは、https://www.ngc.co.jp/policyに記載されているとおりです。
2. お客様データの利用
   当社は、お客様データを善良な管理者の注意により管理し、本規約において別段の定めがある場合を除き、お客様の書面による承諾を得ることなく、本サービス以外の目的のために利用、複製、第三者への提供、開示、漏洩は行わないものとします。当社は、お客様データを以下の目的で利用します。
   ① 本サービスの提供・管理・運営のため
   ② お客様がご利用する際に必要な情報を連絡するため
   ③ キャンペーン、アンケート等の広告配信、その他製品、サービスに関するお知らせ等を送付するため（なお、当該お知らせ等を送付されることを希望しない旨お申し出があった場合は以降送付いたしません）
3. 第三者への開示
   当社は、以下の場合、お客様データを第三者に開示することがあります。
   ① 法令に基づく要請や法令の手続上必要とされる場合、当社、他のお客様、又は第三者の権利を保護するために必要な場合等、当社が必要と判断した場合

第7条.お客様の義務及び責任並びに禁止事項

1. お客様の義務及び責任
   お客様は、本サービスの利用に際し、以下の義務及び責任を負うものとします。
   ① 本規約の遵守すること
   ② 本サービスの不正アクセス又は不正利用を防止する商業上合理的な努力を行ない、不正アクセスを発見した時には、速やかに当社に通知すること
   ③ 本サービスの利用に関して適用ある法令及び政府規制をお客様の責任においてこれらを遵守すること
   ④ 本サービスを利用するための端末設備の設定、維持はお客様の責任と費用をもって行うこと
2. 本サービス利用上の禁止事項
   お客様は、本サービスの利用に際し、以下のことを行なわないものとします。
   ① 本サービスをお客様又は利用ユーザ以外の者に利用させること
   ② 本サービスを販売、再販、利用許諾、再利用許諾、リースすること
   ③ 本サービスを利用して、権利侵害、名誉棄損その他の違法若しくは不法な内容、又は第三者のプライバシーの権利を侵害する内容を保存若しくは送信すること
   ④ 本サービスを利用して、悪質なコードを送信すること
   ⑤ 本サービス又は関連するシステム若しくはネットワークに対する不正アクセスを試みること

第8条.保存データの取扱

1. お客様は、保存データについて、ご自身によりバックアップ等の管理を行うものとし、当社はいかなる場合も保存データの保管及び管理について一切保証しません。
2. 当社は、以下の場合に保存データにアクセス、保管することがあります。
   ① 本サービスの安全な運営を行うため
   ② 本サービスのリモート環境やソフトウェアの障害・停止時の　　　　復旧に備えるため
   ③ 本サービスの運用、保守等に関する要請、質問がお客様からあった場合に、当該問題を解決するため
3. 本サービスに関するお客様と当社の契約が終了した場合、御客様の責任において保存データを削除します。本サービスの契約の終了後は、保存データについて、その保管、削除、バックアップ等に関してお客様又は第三者に生じた損害に関して、当社は一切の責任を負いません。
4. 当社は、法令に基づく要請や法令の手続上必要とされる場合を除き、お客様の承諾なしに保存データを開示・公開しません。

第9条.サービス停止

1. 本サービスは、お客様に事前に通知の上、計画停止を行う場合があります。計画停止を行う場合は、システムの一時停止や一部機能が利用できないことがあります。
2. 以下の場合には、お客様に事前に通知を行うことなく、本サービスの提供を一時的に停止することがあります。
   ① ソフトウェアのバージョンアップ、システムメンテナンス、電気通信設備の保守及びこれらの障害等、本サービスの継続に支障をきたすやむを得ない事態が発生した場合
   ② 著しいパフォーマンスの低下や不正アクセス等により、本サービスを通常通り継続することが困難な場合
   ③ 不正アクセス等により、データ改ざん、ハッキング等が発生し、又は発生する懸念がある場合
   ④ 天変地異､戦争､法令の制定改廃等、当社の責に帰すべからざる事態により、本サービスの継続が困難な場合
   ⑤ 前各号の他、本サービスの継続が困難であると当社が判断した場合
3. お客様及び第三者からの本サービスの停止要請については、当社は原則として対応しません。
4. 本サービスの停止又は不停止により、お客様及び第三者が損害を被った場合でも、当社は一切の責任を負いません。

第10条.知的財産所有権等

1. 知的財産権
   本規約に基づき、明示的に許諾された場合を除き、当社は、本サービス及び本サービスに含まれるコンテンツに関する全ての権利及び利益(当社及びそのライセンサーの全世界での人格権、すべての出願、仮出願、登録、維持、更新を含む、すべての商号、商標、サービスマーク、著作権、特許、企業秘密、ドメイン名、及びすべての関連する知的所有権、工業所有権とすべての関連する企業価値を含み、以下、「本件知的財産権」といいます)を所有しています。本規約に明示的に規定されている以外のいかなる権利も、本規約に基づいてお客様に許諾されるものではありません。
2. 知的財産権の使用許諾
   当社は、本サービスの利用期間中、本サービスの利用に必要な範囲で、本件知的財産権の使用をお客様に許諾します。当該知的財産権の使用は、再使用許諾契約、本規約及び利用申込書記載の規定による制限を受けます。
3. 文書の知的財産権
   本サービス、本サービスに関する図面、ドキュメント等の文書は、著作権法及びその他の知的財産権に関する法律、条約によって保護されていることをお客様は確認するものとします。

第11条.本規約の変更

当社は、本サービスの変更並びに当社及びお客様に適用される法律の変更に伴い、本規約を適宜変更することがあります。尚、お客様の権利義務に関わる重要な変更の場合は、当社は相当な期間を定めて事前に通知するように努めるものとします。

第12条.損害賠償

本規約に起因又は関連してお客様に損害が発生した場合、当社は、請求原因の如何にかかわらず、当該損害の発生前1ヶ月間に本規約に基づきお客様が当社に支払った利用料金相当額を上限とし、お客様に現実に発生した通常かつ直接の損害について賠償する義務を負うものとします。

第13条.契約解除

1. お客様及び当社は、相手方が下記の各号のいずれかに該当することとなった場合は、催告を要せず、また自己の債務の履行を提供しないでただちに本規約の全部又は一部を解除することができます。
   ① 差押、仮差押、仮処分、強制執行、競売、破産、会社更生、民事再生等、その他法的倒産手続の申し立てがあったとき、若しくは清算又は私的整理の手続きに入ったとき
   ② 滞納処分、営業停止、又は営業免許・営業登録の取消等の処分を受けたとき
   ③ 支払停止若しくは支払不能に陥ったとき、又は手形・小切手を不渡りとしたとき
   ④ 資本の減少、営業の廃止、営業の譲渡、又は合併の決議をしたとき
   ⑤ 財産状況が悪化し、又はその恐れがあると認められる相当の理由があるとき
   ⑥ その他本規約の履行に重大な支障を生ずる事由が発生したとき。
2. お客様及び当社は、前項の解除事由のいずれかに該当することとなった場合は、催告を要せず、相手方に対して負担する一切の債務につき自動的に期限の利益を喪失するものとし、債務のすべてをただちに弁済しなくてはなりません。
3. お客様の責に帰すべき理由により本規約が解除される場合には、契約解除日から第4条に定める本サービスの利用期間満了日までの残余の期間に対応する利用料金に相当する額及びその消費税相当額を、当社の定める期限までに一括して当社に支払うものとします。なお、当社が既に受領した利用料金は、残余期間にかかわらず一切返金いたしません。

第14条.免責

1. 当社は、以下の事由によりお客様に発生した損害については、債務不履行責任、不法行為責任、その他請求原因の如何を問わず賠償の責任を負わないものとします。　
   ① 天災地変、騒乱、暴動等の不可抗力
   ② お客様の端末設備の障害
   ③ 本サービスの利用における応答時間等インターネット接続
   サービスの性能値に起因する損害
   ④ 善良なる管理者の注意をもってしても防御し得ない第三者による不正アクセス又はアタック、通信経路上での傍受
   ⑤ 当社が定める手順・セキュリティ手段等をお客様が遵守し
   ないことに起因して発生した損害
   ⑥ 電気通信事業者の提供する電気通信役務の不具合に
   起因して発生した損害
   ⑦ 刑事訴訟法第２１８条（令状による差押え・捜索・検証）、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律の定めに基づく強制の処分その他裁判所の命令若しくは法令に基づく強制的な処分
   ⑧ その他当社の責に帰すべからざる事由
2. 当社は、お客様が本サービスを利用することによりお客様と第三者との間で生じた紛争等について一切責任を負わないものとします。

第15条.秘密保持

1. 秘密情報の定義
   「秘密情報」とは、一方当事者(以下、「開示者」といいます)が他方当事者(以下、「受領者」といいます)に、口頭又は書面で開示する全ての情報であって、秘密であると指定されたもの、又は情報の性質及び開示の状況から合理的に秘密であると理解されるものをいいます。各当事者間の秘密情報には、本規約及びすべての注文書の条件(価格を含みます)、並びに当該事業者が開示する、事業・マーケティング計画、テクノロジ・技術情報、製品の計画・設計、ビジネスプロセス等が含まれます。但し、秘密情報には、以下の情報は含まれません。
   ① 開示者に対する義務違反なく、公知であるか又は公知となった情報
   ② 開示者に対する義務違反なく、開示者による情報開示前に受領者が知得していた情報
   ③ 開示者に対する義務違反なく、受領者が第三者から受領する情報
   ④ 受領者が独自に開発した情報
2. 秘密情報の保護
   受領者は、善良な管理者の注意をもって以下の対応を行なうものとします。
   ① 秘密情報を、本規約の範囲外の目的のために利用しません。
   ② 開示者が書面で別途承諾をした場合を除き、秘密情報へのアクセスを、本規約に合致した目的のためにアクセスする必要がある自己及び自己の関係会社の従業者及び受託者に限定し、それらの者に、本条と同等以上の義務を課す内容の秘密保持契約に同意させるものとします。
3. 開示の強制
   受領者は、法令により強制される場合には、開示者の秘密情報を開示することができます。但し、受領者は、当該開示の強制について開示者に事前の通知を行ない、事前に通知を行うことが法令等上制限される場合には事後可能な限り速やかに通知を行うものとします。開示者が開示に異議を唱えることを望む場合には、開示者の費用で、合理的な援助を開示者に与えるものとします。

第16条.反社会的勢力の排除

1. お客様及び当社は、自ら、自らの役員、実質的役員、経営関与者又はこれらに準ずる者が、暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなったときから５年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ又は特殊知能暴力集団等、その他これらに準ずる者（以下、総称して「反社会的勢力」といいます）ではなく、かつ次の各号のいずれにも該当しないことを、現在かつ将来にわたって表明し保証するものとします。
   ① 反社会的勢力が経営を支配していると認められる関係を有すること
   ② 反社会的勢力が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること
   ③ 自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に反社会的勢力を利用していると認められる関係を有すること
   ④ 反社会的勢力に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること
   ⑤ 役員又は経営に実質的に関与している者が反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有すること
2. 甲及び乙は、自ら又は第三者を利用して暴力的、威力的、威圧的、脅迫的、偽計的又はこれらに準ずるような不当な言動をしないことを表明し、保証する。
3. 甲及び乙は、反社会的勢力との取引関係を有してはならないものとし、万一、反社会的勢力との取引関係を有することが判明した場合には、これを相当期間内に解消できるよう必要な措置を講じるものとする。
4. 甲及び乙は、本条の事由に該当した場合には本契約（個別契約が存在するときにはすべての個別契約も含む）を解除できるものとし、本契約の解除に伴い、相手方に損害が生じた場合でも、一切の賠償責任を負わないものとする。

第17条.準拠法及び裁判管轄の合意

本規約に起因する紛争については、抵触法の原則に関わらず、日本国法の準拠法、及び東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

(実施期日)
この規約は、2020年11月1日から実施します。

以上