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(カテゴリー別)

DXi シリーズ バックアップ・アプライアンス

重複するデータを自動で見つけてコスト削減

DXi-Seriesバックアップ・アプライアンスは、重複排除の効率性、ランサムウェア対策、ディザスタ・リカバリーのための自動レプリケーション機能を備え、ディスクの高速バックアップと復元を実現します。

DXiの特徴とメリット

・可変長重複排除
Quantum DXiソフトウェアは、可変長の重複排除アルゴリズムを使用して、最大限にデータを削減し、レプリケーション時のネットワーク・トラフィックを最小限に抑えます。可変長重複排除は、固定ブロックの重複排除よりも3倍から6倍効率的です。

・セキュア・スナップショット
DXiセキュア・スナップショットは、ネットワーク・アドレスを割り当てられない階層でバックアップをセキュアに分離します。これらのスナップショットは削除も暗号化もできないため、バックアップ(スナップショット)は不変になります。つまり、SLAに必要とされるRTOとRPOを満たすようにバックアップを管理できます。スナップショットはDXiバックアップ・アプライアンス内において不変の状態で使用でき、復旧が開始されるとすぐにバックアップ・アプリケーションから見ることができるので、データをただちに復旧することができます。ポイントインタイム・スナップショットは迅速に識別され、イメージを新しく作成されたシェアにただちに復元できます。

・マルチサイト・レプリケーション
レプリケーションはすべてのDXiアプライアンスでサポートされており、暗号化(AES 256ビット)、非同期です。お客様は、1対1、1対2、または50対1のレプリケーション戦略から、お望みのものを選択いただけます。AWSにインストールしたDXiへのレプリケートも可能です。DXiユニットのすべてのパーティションは、ピアツーピア・レプリケーションと同様に、ソースとターゲットのどちらにもすることができます。レプリケーション時間を短縮するため、レプリケーションはバックアップの取り込みが発生すると開始されます。

・マルチプロトコル・サポート
すべてのDXiアプライアンスは、NAS、OST、VTL*、Veeam Data Mover Service(VDMS)などのマルチプロトコルをサポートしています。

・Veritas OpenStorage(OST) API
OSTのサポートは、すべてのDXiバックアップ・アプライアンスの標準機能であり、ユーザーはOST論理ストレージ・ユニット(LSU)にデータを書き込むことができ、NetBackupおよびBackupExec環境でアプリケーションを意識したレプリケーションが可能です。Optimized Duplication、Auto Image Replication(AIR)、Accelerator、GranularRestore Technology(GRT)、OST Path-to-Tape、Optimized Synthetic Full Backups、OST WORMなどがサポート対象です。

・Veeam Data Moverサービス
DXiとVeeamの統合により、Veeam Data Mover Service(VDMS)を利用して、Veeamプロキシ・サーバーとDXiアプライアンス間でデータを移動できるようになりました。VDMSはVeeamプロキシ・サーバーと通信してVeeamとDXi間のデータフローを効率的に管理し、Fast Cloneによる合成フル・バックアップの作成にかかる時間を最大15分の1に短縮し、インスタントVMリカバリーの実行にかかる時間を大幅に削減します。DXiアプライアンスはVeeamReady Integratedストレージ・ソリューションです。このプログラムは、Veeamアライアンス・パートナー・プログラムのメンバーに、Veeamの機能を補完または強化するソリューションを創出する機会をご提供するものです。

・動的アプリケーション環境
DXi Dynamic Application Environment (DAE)では、KVMハイパーバイザーをインストールして、DXiアプライアンス上でさまざまなオペレーティング・システムを実行する仮想マシンの支援が可能です。DXiは、バックアップ・アプリケーションを運用するための個別サーバーを導入する必要性を排して費用とデータセンターのスペースを節約したいとお考えのお客様向けに、DAE内で稼動するVeritas NetBackupおよびNakivo Backup & Replicationをサポートします。お客様は、DAE内でNetBackupを実行しているDXiアプライアンスから直接、NASおよびOSTバックアップを実行することができます。

・動的ディスク・プール
従来のRAIDよりも短い再構築時間で、冗長で復元力のあるアーキテクチャを実現します。

・AccentFS
すべてのDXiバックアップ・アプライアンスの標準機能であるDXiAccentソフトウェアを使用すると、バックアップ・サーバーを重複排除プロセスと連携させてデータ削減アクティビティの一部をオフロードすることにより、一意のブロックのみがネットワーク経由でDXiアプライアンスに送信されるようになります。この分散型アプローチは、帯域幅に制約のあるLANまたはWANを介したより高速なバックアップを提供します。DXi Accentは、メディア・サーバーごとに有効化または無効化できます。DXi Accentの初期サポートは、LAN/WANを介して、NetBackup Backup ExecOpenStorage(OST)API、AccentFS for Oracle RMAN、およびLinux OS経由で提供されます。

・保存データ(Data-at-Rest*)と伝送中データ(Data-in-Flight)の暗号化
保存データの暗号化では、自己暗号化ドライブ(SED)技術を使用して、DXiに保存されているすべてのバックアップ・データを保護し、承認されていなユーザーが侵害されたデータを使用できないようにします。保存データの暗号化が有効になっている場合、DXi内のすべてのハード・ドライブは、暗号化鍵を使用してディスク・コントローラーとペアリングされます。ドライブ上のデータにアクセスするには、データの書き込みに使用されたものと同じ暗号化鍵とコントローラーが必要です。これにより、DXiから物理的に取り外されたドライブを別のシステムまたはデバイスを使用して読み取ることができなくなります。

・DXi Advanced Reporting
すべてのDXiアプライアンスに搭載されているDXi Advanced Reportingは、ユーザーにアプライアンスの内部動作の詳細ビューを提供し、拡張トレンド分析のための数年にわたるバックアップおよびレプリケーション・データを提供することにより、オンボード・インテリジェンスの新しい基準を設定します。DXi Advanced Reportingは、管理時間を短縮し、運用を改善し、パフォーマンス・チューニングを合理化し、ユーザーがDXiアプライアンスの価値を最大化できるようにします。


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