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(カテゴリー別)

LTO テープライブラリ「Scalar i3 」

テープの取り出しをロック ランサムブロック機能

Quantum Scalar i3とは、StorNextストレージマネージャーを使用した自動バックアップLTOテープライブラリです。Scalar i3へ自動でバックアップすることによって、ヒューマンエラーを防ぎ、業務の効率化が可能となります。また、クラウド型アーカイブと比べて、中・長期的にコストを抑えることができます。

説明ムービー(日本語音声/字幕有)

SCALAR RANSOM BLOCK

テープライブラリーシステムには、テープに保存されたデータを保護するための3つの特徴的な機能があります。

Active Vault

Active Vault機能は、ネットワーク接続がなく、アプリケーションやネットワークからは見えない、ライブラリ内の場所ににテープを移動できるようにします。この機能は、アクティブ・パーティションに保存されているテープに対してセキュリティ層を追加しますが、万が一テープ・ライブラリがハッキングされた場合はデーが漏洩するリスクはあります。Active Vaultは、あらゆるアプリケーションと連携し、手作業によるテープの取り扱いやライブラリからの取り外しなどで危険にメディアをさらすことなく、セキュリティ層を提供します。

Logical Tape Blocking

Logical Tape Blockingは、マガジンに配置されるソフトウェア・ポリシー・ベースのブロックです。対象のマガジンにテープが移動されると、Logical Tape Blockingはそのテープをドライブなど別の場所に移動
させる要求を拒否することで、Active Vaultにたいしてセキュリティ層を追加します。ブロックされたテープに再びアクセスできるようにするには、マガジンを一旦ライブラリから取り外し、再度挿入します。
この操作を行うには、オペレーターが実際にライブラリに立ち会う必要があります。Logical Tape Blockingをリモートで有効化することはできますが、無効化は現地のライブラリ・オペレーター・パネルでのみ行え、その場合も実際にデータセンターに立ち会う必要があります。LogicalTape Blockingは単独で使用することもできますが、Active VaultおよびRansom Blockと併用することで最高のセキュリティを提供できるようになっています。

Ransom Block

Scalar Ransom Block機能は、テープに保存されたデータとネットワーク接続されたテープ・ライブラリの間に物理的な障壁を設けるというコンセプトを採用しています。ライブラリに保管されているテープはマガジンに置かれます。クアンタムの特許出願中の設計では、マガジンを部分的に取り外し、オペレーターがマガジンを物理的に再挿入するまで、ロボットがテープをピッキングできないようにします。マガジンは部分的に取り外されるだけなので、ロボットのバーコード・スキャナーはテープ・バーコードをスキャンできます。これにより、システム管理者はテープ・システムの監査を定期的に実行してテープがそこに存在することを確認できます。

システムの構成例

LTO テープライブラリ「Scalar i3 」
LTO テープライブラリ「Scalar i3 」
テープの取り出しをロック ランサムブロック機能 Quantum Scalar i3とは、StorNextストレージマネージャーを使用した自動バックアップLTOテ.....

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